サードパーティ拡張機能のサポート:LogDNA 統合

MagicTradeBot は、リアルタイムのログストリーミングと集中監視を可能にするクラウドネイティブなログ管理プラットフォーム LogDNA とのネイティブ統合を提供します。この統合により、各 ボットインスタンス から生成されるすべてのイベントとログを即座に LogDNA に送信できます。

単一の ボットインスタンス を運用している場合でも、複数の取引所、アカウント、通貨ペア、または分散サーバー上に 数百のインスタンス を管理している場合でも、LogDNA は 可観測性と診断の一元化 を可能にします。この規模では手動による追跡は現実的ではありません — LogDNA は直感的なダッシュボードと高性能なインデックス機能でこの課題を解決します。


🚀 概要

MagicTradeBot は、LogDNA のインジェスト API またはログエージェントを介して、すべてのログと取引イベントを送信できます。この構成により、次のことが可能になります:

  • シンボル、取引所、インスタンスごとにログを検索、フィルタ、可視化
  • エラー、取引実行失敗、APIの問題を相関させる
  • すべてのアカウントと取引所にわたるボット活動を一元監視

🔧 主な機能

  • 📡 HTTPS またはログエージェントを用いたリアルタイムログストリーミング
  • 🌍 複数インスタンス、複数サーバーの展開に対応
  • 🧠 カスタムタグやメタデータ付きで検索可能なログ
  • 📊 取引アクティビティ、エラー、イベントを可視化する集中ダッシュボード
  • 🚨 Slack、PagerDuty、Webhook などを使用したアラート連携

🛠️ 前提条件

  • 有効な LogDNA アカウント
  • ログインジェスト用の LogDNA Ingest Key(APIキー)
  • 任意:ボットのホスティング環境に LogDNA エージェントをインストール

⚙️ 設定手順

1. LogDNA Ingest Key を取得

LogDNA アカウントにログインし、[Settings → API Keys] に移動して Ingest Key を作成またはコピーします。

2. ボットの設定を更新

config.yaml などの設定ファイルで LogDNA ロギングを有効化します:

logging:
  logdna:
    enabled: true
    ingest_key: "YOUR_LOGDNA_API_KEY"
    app_name: "magictradebot"
    environment: "production"
    hostname: "bot-eu-1"
    tags:
      - exchange:binance
      - region:eu

3. (任意)LogDNA エージェントをインストール

希望する場合は、サーバー(Linux / Windows / macOS)に LogDNA エージェントをインストールします:

curl -sSL https://assets.logdna.com/logdna-agent.sh | sudo bash -s -- -k YOUR_LOGDNA_API_KEY

または、/etc/logdna.conf を手動で設定してエージェントを起動します。

4. デプロイと検証

ボットを起動し、LogDNA ダッシュボードでタグ、ホスト名、インスタンス ID が正しく表示されているかリアルタイムで確認します。


🧪 LogDNA JSON ログの例

{
  "timestamp": "2025-06-20T12:12:11Z",
  "level": "info",
  "message": "Executed short trade",
  "exchange": "binance",
  "symbol": "DOGE/USDT",
  "strategy": "ScalpShort",
  "profit": 1.05,
  "bot_instance": "bot-apac-02"
}

✅ LogDNA 統合のメリット

  • 📍 複数取引所にわたるすべてのボットインスタンスのログに一元アクセス
  • 🧩 戦略パフォーマンスと実行時挙動の完全な可視化
  • 📈 高度なフィルタリングによる迅速なデバッグとエラー追跡
  • 🚨 アラートツールとの統合によりリアルタイムなインシデント対応が可能
  • 💾 コンプライアンスと監査のための検索可能で永続的なログ履歴

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