MagicTradeBotでは、特定の取引所アカウントごとに新しい取引シンボルを登録・設定することができます。この設定により、ボットはシンボル単位の挙動に合わせた高度な戦略を実行できます。
🧭 ナビゲーションパス
アカウント → アカウントを選択 → シンボル → シンボルを追加
🔑 対応シンボルフィールド
- タイトル
- 取引所がサポートするシンボル名。例:
BTCUSDT
(Binance形式)。 - 説明
- 内部参照用の任意の短い説明。
- レバレッジ
-
希望するレバレッジの数値。例:
10
は10倍レバレッジを意味します。
注:ボットは取引所の最大レバレッジ制限を尊重します。 - 注文サイズ
- レバレッジを含まない注文サイズ。例:
10
は1取引あたり10 USDTを意味します。 - 利確(Take Profit)%
-
利益が出た時に自動的に決済する割合。
0
に設定すると利確ルールはスキップされます。 - 損切り(Stop Loss)%
-
損失が出た時に決済する割合。リスク管理のために設定を強く推奨します。
0
に設定すると損切りはスキップされます。
🚀 ボットトリガールール
ボットがこのシンボルの取引を開始する条件を定義します。主に以下の2種類があります:
- 価格ベースのトリガー:価格が特定の閾値に達したときに取引開始(例:BTCが90k未満または112k以上)。
- 時間ベースのトリガー:特定の日時にのみ取引開始(タイムゾーン考慮。新規上場コインに最適)。
🕒 クールダウンルール
勝ち取引、負け取引、または両方の後のクールダウン期間(分単位)を設定します。過剰取引を防ぐため、一時的に取引活動を停止します。
📋 取引ルール(ロング&ショート)
ロング取引・ショート取引双方に対し、複雑な条件グループによる取引ロジックを設定可能です。イベント駆動型やトレンドベースの実行が可能です。
🔻 ショート取引の例
以下の場合にショート取引を実行:
BTCが過去5分間で1.2%以上下落(ダンプの兆候)
🔺 ロング取引の例
以下の場合にロング取引を実行:
BTCが1時間で3%下落したが、直近15分間で安値から1%上昇
すべての条件または一部の条件が満たされた場合に取引を実行する複数の条件グループを作成できます。 これらのルールは、市場反応戦略、ブレイクアウト検出、ボラティリティスキャルピングに優れた柔軟性を提供します。
🧠 高度な条件グループの例
複数レベルの条件と動的な時間枠を用いた高度な意思決定ツリーを設計します。モメンタムベースやリカバリーベースの戦略に特に有効です:
📈 ロング注文の条件:
条件1:BTCが過去24時間で5%下落(ローソク足の開始位置から)
条件2:BTCが過去2時間で最低値から1%以上回復(BTCの最低価格)
条件3:BTCが直近15分で0.6%上昇し、回復の勢いを示す
📉 ショート注文の条件:
条件1:BTCが過去24時間で4%上昇(ローソク足の開始位置から)
条件2:BTCが安定し、直近の最高値から1%以上下落
条件3:BTCが直近15分で0.8%下落し、ダンプの兆候を示す
このような多層の条件グループにより、各クリプトシンボルに対し高度に適応可能なルールを構築できます。手動取引の感情的負担を排除しながら、数百の市場機会を監視・対応可能です。
📅 スケジュールルール
このシンボルの取引が許可される時間帯を設定します:
- 週末を除外(例:土曜日・日曜日を無効化)
- 取引時間帯を定義(例:毎日09:00~22:00の間のみ取引)
- 市場の休止時間やリスクの高い時間帯を避けるために、各シンボルごとにカスタマイズ可能
🧠 高度なユースケース
- 詐欺コインや上場廃止リスクの高いコインを検知し、積極的なショート戦略を設定
- 上場パターンを監視し、時間トリガーでエントリーを設定
- 特定市場の高ボリューム時間帯のみ取引
📎 要約
- 各取引シンボルの設定を完全にコントロール可能
- 価格、時間、戦略ルールを組み合わせて自動化された意思決定が可能
- 強力な条件エンジンにより適応性と安全性の高い自動化を実現
- 必要なだけ多くのシンボルを登録可能、各アカウントごとに独立
MagicTradeBotはユーザーに対し、すべての対応取引所でシンボル単位の精度による暗号取引の自動化、最適化、安全化を実現します。